奥土農場(北海道)起業家
奥土 盛久
酪農学園大学 酪農学科 1973年卒
奥土農場は、北海道ニセコ町の羊蹄山の麓にあります。
高台からはニセコアンヌプリも望める、空気も水もおいしい自然の中です。
私たち家族6人は、平成2年の4月に、同じ北海道の占冠村ニニウから、ここに再入植しました。
それまで過ごした占冠村では、リゾート開発が始まり、トマムとは反対側のニニウの山の中でも、農家として自分の土地をもつことが難しくなってきました。
私たちが、農業をする場所を探して、ニセコに移り住む事を決めたのは、もともと畑だけではなく、酪農をしたかったからなのですが、時の経過とともに、農業を続けるための土地すら手に入りずらくなってきました。
しかし、私たちには理想とした生活があり、このまま先細りになるわけにはいきませんでした。
そこで、農業だけにはこだわらず、まずハム・ベーコンの製造、販売を始め、2002年には念願のパン製造も始めました。
どれも材料や作り方にこだわり、安心して食べられるように、心をこめて作っています。
やさいの味、ハム・ベーコンの匂い、パンの食感、どれも特徴があります。
お口にあうものがあれば、ひとつからでも、どうぞお付き合いください。(HPより転載)