アドナイ(北海道)起業家
堤田 克彦
酪農学園大学 酪農学科 1980年卒
「美味しいチーズができたという結果が大事なのであって、工程はどうだっていい」。「自分の作りたいチーズを作ったらお客さんがついただけ」。すべては自分のチーズを作るために、美味しいチーズを作るために。そして工房で作れる量には限りがあることも事実。堤田さんは「チーズは機械が作るのではない、人が作るものだ」と言い、そこにチーズの個性が生まれると言います。 アドナイ(ヘブライ語で神を意味する)という言葉。自分の工房に付けたこの言葉に堤田さんのチーズ職人としての心構えが見える気がします。職人の仕事とは、「神の御業を授かる準備をすること」なのだと。(HPより転載)