オホーツクファーム喜多牧場(北海道)起業家
喜多俊晴
酪農学園大学酪農学科 1983年卒
~喜多牧場のルーツ~
明治30年代半ば、曾祖父、丞次郎じょうじろうが家族とともに四国徳島から紋別郡興部に入植。北海道の厳しい自然の中、米、芋、薄荷などの栽培を手掛ける。北海道での農業の始まりです。
祖父、忠治ちゅうじの時代、地域のでんぷん工場の経営も行うが、開拓の苦労は我々の想像を大きく超えるものだったようです。
昭和35年、父、實みのるが乳牛を飼い始め、酪農がスタート。
昭和39年、現在地紋別市に移転。そこから毎年頭数を増やし、現在に至るのである。
なぜ牧場がここにあるのか
その存在価値を提案していく事が自分の仕事だと思っています。
喜多牧場は、私が2代目として経営を引き継いでからも常に規模拡大をしてきました。少しずつ建て増ししてきた牛舎には、現在1000頭を超える乳牛が飼育されています。そこでは、17人の従業員が牛のお世話をしています。何かのご縁があって喜多牧場で働いてくれている人達には、できれば心豊かに過ごしてほしいと思っています。
牛たちの快適さに寄り添う気持ちに、自らの心のゆとりを重ねられたなら牧場は素敵な空間になると信じています。
まわりに暮らす人たちが「近くに牧場があるから美味しい牛乳を飲める」、「美味しい乳製品やお菓子が食べられる」と実感できる環境を喜多牧場が提供できるように、私たちは努力を惜しみません。そのままの味を食べること」をご提案します。
(HPより転載)