同窓生紹介:菊地武士氏(短期大学部酪農学科2004年度卆 宮城県丸森町在住)

Date:2021.12.14


牧場の経営力を向上で農林水産大臣賞を受賞

7月15日(木)に仙台市で開催された、第49回全国酪農青年女性酪農発表大会・経営発表の部で菊地武士氏(丸森町)が最高位の農林水産大臣賞を受賞しました。おめでとうございます。
「既存の牛舎で生産倍増計画~遺伝子改良で夢の14,000kg牛群へ~」と題した研究発表では、有機肥料を活用した資源循環を実践し、牛に与える飼料の生産を自ら行っていることや、「既存の施設を活用した低コスト生産・高収益の経営の実現」を目指し、牛群の遺伝子情報の改良により経営力の向上を実現させたことが高く評価されました。
その結果、飼育している牛は、エサをよく食べ乳量も多く、病気になりにくくなったことで、就農時に比べて生産額は倍増しました。
菊地さんは、乳しぼりや仔牛への哺乳体験を通じて、酪農への理解を深めてもらおうと、子ども会の行事などで地域の子どもたちを受け入れています。地域との関わりを継続して酪農の魅力を伝え、「酪農ファン」をたくさん拡げていきたいと力強く語ってくれました(仙台市在住の同窓生高篠文明様からた受賞記事を送っていただきましたのでご紹介しました)。
(広報まるもり 令和3年10月第720号より転載)