酪農学園同窓会

　書名　背の川　　北畑光男著　２０２２．１１
　９３ｐ　：　２２ｃｍ　　　株式会社　思潮社　

　天の川に向かって流れるたくさんの願い、たくさんの祈り
　小さな帆を立てて魚たちの行列は銀河の中心へと進む　
　飢餓、戦争、業。あらゆる苦を背負って川は流れ、その長い旅路の果てに一条の光が指す。第１０詩集。
　いのちの根をみつめて　主語を探し　わたくしはもう一人のわたくしに問い返す
　喉の川の奥へと吞みこんでしまうたくさんのわたくし
　鳥に啄まれ
　蔓と皮だけがさむい風に吹かれ　

　北畑先生より上記の詩集をお送りいただきました。同窓会の本棚にありますので興味のある方は是非ご覧いただければ幸いです。