2023年度酪進会卒業生歓迎会の開催報告

Date:2023.01.31

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2023年1月28日札幌市西11丁目「まんぷく屋」(すでに定番)を貸し切り、2023年度酪進会卒業生(通算60期)の歓迎会を開催した。行動制限は解除されたが、いまだコロナ感染が続くことから、卒業学年に近い元学生にのみ限定して声をかけた。当日、38名の卒業生・教員・在学生が、全国から集った。
酪進会は、酪農学科家畜管理学研究室の卒業生の会として1982年に結成された(当時は、西埜教授と東助手)。西埜元教授が2020年1月に、干場前教授が2022年5月にお亡くなりになったことから、近藤誠司北大名誉教授(元講師)の黙祷が行われた。出嶋副会長の挨拶に続き、乾杯の音頭で懇親が開始された。
4年生ひとりひとりが90秒間で、自己紹介、研究室の思い出、卒論内容、卒業後の進路を説明した。学生たちは普段から、各自の発表を互いに評価しあうことで、プレゼンテーション能力を磨いている。今回の酪進会でも、4年生のスピーチを、卒業生全員が5段階で評価した。それにしても卒論発表会でも感じたが、4年生の発表能力は、驚くほど高い。やはり、練習は決して裏切らない。2年間のゼミ活動の成果だと信じたい。よく育ちましたね。
その後、卒業生ひとりひとりから、4年生に向けた熱いアドバイスをいただいた。卒業生から、4月に結婚予定との報告があり、とても幸せに包まれた会になった。本年11月には総会が開催され、100名程度の参加者が見込まれている。3年ぶりの酪進会の開催であった。やっぱり同窓で集まり、全国各地で活躍する卒業生が、学年の連なりから互いに言葉を交わし、交流するのはとても楽しいものである。まんぷく餃子とジンしゃぶの香りに包まれ、個人個人の交流は、2次会まで続くことになった「らしい」。
3年前に始まるコロナ禍の中、礼拝も、授業も、実験も、課外活動も、WEB化された中で行われていた。しかし、こうした同窓会の活動が、ゆっくりと、その穴を埋めてくれることになるだろう。細心の注意を払いつつ、恐れず、交流の輪を広げていきたいと思う。現役学生にとっては、初めての「酪農讃歌」合唱で、再開を誓いつつ、終了した。 (文責 森田茂)