第10回酪農学園柔道部牛歩会 総会・懇親会開催報告
Date:2023.06.16
大学・短期大学の柔道部同窓会(正式名称:酪農学園柔道部牛歩会)が2023年6月3日(土)に札幌市内のTKPガーデンシティ札幌駅前で開催されました。同会は3年に1度開催されておりましたが先般の新型コロナウイルス感染症の影響を受け1年延期の4年ぶりの開催となり今回が記念すべき10回目を迎えました。懇親会に先立ち、大学キャンパス内の道場(健身館)に現役部員を加え、卒業生十名程が集まり、対面にて合同稽古を行いました。卒業生も稽古に加わり現役部員にとって良い経験となりました。
合同稽古後は、会場をTKPガーデンシティ札幌駅前に移し総会・懇親会を行いました。これには卒業生および来賓35名、在学生12名の計47名が出席しました。総会開会に先立ち亡くなられた2名の卒業生に対して黙祷を捧げました。続いて飯田進作会長(1970年卒)挨拶の後、議事に移り、事業報告、会計報告、事業計画が了承されました。その後、役員改選が行われました。会長には引き続き飯田進作会長が再選され、また、長年副顧問として酪農学園大学柔道部を支え、現在学外指導者である十倉 宏氏が名誉顧問に就任されました。
今回で6回目となった卒業生による記念講演では2つの講演がありました。金光夫さん(1995年卒)からは「酪農柔道部からの国際協力」と題して、青年海外協力隊でアフリカ マラウイに派遣されていた当時の貴重なお話を伺うことができました。2003年から2年間マラウイで家畜人工授精師として国際貢献活動に従事されていたことが述べられました。また、現地での生活について写真をもとにお話され普段聞くことができない異国での生活について知ることができました。
次に講演されたのは深川市在住の齋藤さおりさん(1995年卒)からは地域の少年少女の柔道指導に携わってきたお話やお嬢様をあの柔道上野3姉妹の上野巴恵さんの「やわら道場」に預け、現在九州長崎の高校に柔道留学させていること、明るく全身全霊で子供を教育する姿に感銘を受けました。
講演後は、懇親会を開催しました。懇親会では元柔道部顧問で酪農学園大学名誉教授である安宅一夫先生からご挨拶をいただき、新たに副顧問を務めることになった私竹澤より乾杯の発声をさせていただきました。
懇談では、終始懐かしくも和やかな時間を過ごすことができました。また、終わりには恒例となる酪農賛歌を歌い閉会となりました。(文責 大学柔道部副顧問 竹澤雄太)