令和5年度酪農学園同窓会愛知県支部&獣医同窓会愛知県支部開催報告
Date:2023.12.22
令和5年 12 月9日(土)、新型コロナウイルス感染症のため自粛していた同窓会を3年ぶりに、大河ドラマ「どうする家康」で盛り上がる岡崎市の「オーワホテル」を会場として開催しました。ご来賓として、学園から岩野英知学長、同窓会から加藤清雄会長のご出席を賜り、県内各地から 22 名の卒業生が参集しました。
総会は、加藤正木愛知県支部長、小林哲夫獣医同窓会愛知県支部長の挨拶で始まり、ご来賓のご挨拶の後、同窓会愛知県支部の議事は加藤支部長が議長となり事業報告・決算報告等を行い、承認されました。また、獣医同窓会愛知県支部は小林支部長から、同窓会愛知県支部の活動の現状等について説明されました。ご来賓あいさつでは、岩野学長から学園の現状についてご説明いただき、卒業生として、学園を支え、盛り上げていきたいという熱い思いがこみ上げてきました。
研修会では、愛知牧場を経営する有限会社愛知兄弟社の尾関信一氏(酪農8期)を講師として「愛知牧場の歴史と現在~どうする愛牧~」と題し、スライドを用いてお話し頂きました。尾関氏の御祖父様が農業を始めたきっかけが酪農讃歌の歌詞を手掛けて本学園とも馴染み深い賀川豊彦氏からの励ましの言葉だったこと、愛知牧場の社是が「神を愛し、人を愛し、地を愛す」三愛主義であることをお聞きし、愛知牧場と酪農学園との深い繋がりを感じました。戦後の荒れ果てた原野を開墾し、教会を建て、多くの人の協力を得て数々の困難を乗り越えてきたことには敬意を表するものでした。尾関氏は経営の第一線を退いているとのことで、未来については多くは語りませんでしたが、三愛主義を社是とする愛知牧場には、人が集い、明るい未来が開けていると確信しました。
懇親会は、酪農学園大学ワインの乾杯で開始しました。ご来賓の先生方を囲み、3年分の思いを笑顔で語らいあいました。参加者全員の近況報告も行い、あっという間に時間が過ぎました。最後には、加藤会長の朗々たる掛け声の下、酪農讃歌を全員で肩を組み合唱して、同窓生の結束力を改めて感じることができました。
その後も話足らずの感が強く、岩野学長、加藤会長を囲んで2次会を行い、遅くまで楽しい時間を過ごすことができました。3年ぶりの開催ということで、参加人数は多くはありませんでしたが、初めて参加された同窓生も多く、新たな出会いを得ることができました。同窓会の目的である「親睦」の輪を広げるためにも、今後も、より多くの同窓生が参集していただけることを願っております。
(文責 春日井 昭豊)