第13回酪小獣麦の会総会・講習会開催報告

Date:2024.07.30

 今年の夏も猛暑日が続いており、本州では気温が40℃を超えることがあるようですが、同窓生の皆様におかれましてはお元気にお過ごしでしょうか。
 第13回酪小獣麦の会総会・講習会が2024年7月26日(金)20:00からZoomを利用したWeb形式により開催されました。
 立花徹会長によるあいさつに引き続き、講習会が開催されました。講師は、軟部外科の酒井俊和先生にお願いしました。
 講習会は、「どう治療していますか?犬と猫の乳腺腫瘍」という演題で70分間行われました。小動物の臨床家ならよく遭遇する病気ということで関心が高く、病理検査の読み方、腫瘍の種類、術式の種類などについて詳しく解説されました。講習会参加者は27名でした。
 講演終了後、麦の会総会を行いました。司会進行は、松尾直樹事務局長が担当しました。開会挨拶は再び立花会長、来賓あいさつは全国酪小獣会長南繁氏にお願いしました。続いて、議題に入る前に伊丹貴晴准教授によるEAEVE監査の説明と今年度以降の小動物一次診療実習の実習生受け入れ協力のお願いがありました。
 議長は昨年同様、立花会長にお願いして議事に入りました。議案は、①2023年度事業報告および決算報告が行われ、木村雅之監事より監査報告がありました。続いて②2024年度事業計画・予算案③2024年度会費金額並びに徴収方法④役員改選⑤その他について審議が行われました。役員改選では、星野佐登志監事の後任に後藤正光氏、事務局に中馬哲弥氏が就任しました。総会出席者数は22名、委任状38名でした。
その他の審議事項では、久保明会員が有志を代表して眼科診療科の再開に関する要望を行い、麦の会会員に対してこの件に対するアンケートを実施することになりました。続いて櫻庭義彦会員より、学内でビール(酪大生)や酪農大ワインなどの酒類を含め大学ブランド商品などが購入できるようになることを希望するといった意見もありました。 (事務局:松尾直樹)