酪農学園大学獣医学科第6期生卒後51周年同期会(報告)

Date:2024.11.01


隅田川に架かる橋には橋げたにまで青やピンク、紫などのライトアップが施され、スカイツリーも時々、その色を変えながら夜空に聳え立っていました。
2024年10月9日、「獣医学科第6期生卒後51周年同期会」を開催しました。断続的に雨が降る肌寒い夕刻でしたが、懸念していた台風はなく、同伴者も含めた18名の参加者が東京JR新橋駅SL広場に集合し、屋形船での同期会となりました。
まずは、鬼籍に入られた方々への黙とう。前獣医同窓会長の南繁君からは、大学の近況をうかがいました。ヨーロッパ獣医学教育機関協会(EAEVA)の国際認証取得に向けての先生方のご努力には感動いたしました。そのおかげで、施設や設備、機構などもすっかり変わっていて、つまり、私たちが過ごした風景は大きく変化している様子です。
で、屋形船。ホール鮑の蒸し焼きを頬張りながら、笑顔で酒を酌み交わす。船の揺れなのか、酒の酔いなのか。夜景がキラキラと目に飛び込んできます。各人の近況報告では、現役で仕事を頑張っている人、運動を続けている人、家庭菜園や農の楽しみ、病を得た経験などが語られました。みんな明るく前向きに過ごしているようすです。できれば、アハハと笑えるあの頃のあの人この人の蛮行、失態、騒動、恋愛。そして、みんなの今なら話せる来し方の失敗談も聞きたかったな。
「酪農讃歌」は、肩を組んで歌うもの。「乳房もつ神 我とともなり」。大合唱で今回の屋形船同期会を終えました。
翌日は「はとバス」の都内1日観光。11名が参加しました。赤坂離宮本館内部と目黒雅叙園「百段階段」の見学、同ホテルでの昼食、東京タワー。ゆっくりゆったり大人の遠足でした。
年齢を重ね「後期高齢者」となっても、あの頃はあの頃、ますます懐かしく思い出されます。若くて元気だったけれど、世間知らずだった。学んだことを武器にして、曲がりながらも何とかここまで到達したような気もします。お世話になった先生たちは、ほとんどが遠くに逝ってしまいましたね。感謝、感謝です。
来年もやろうやの声があり、変貌したという母校を訪ねる同期会となる予定です。南君が幹事を務めてくれます。持病の薬を忘れずに、また、会いましょう。みなさん、ありがとうございました。 (幹事 荒谷真一 辨野義己) (文責 荒谷真一)