酪農学園短大Ⅱコース5期生同期会が開かれる

Date:2024.12.02


農作業もほぼ終わり、雪がちらつき始めた2024年11月27日(水)、札幌の居酒屋「咲か蔵」で短大Ⅱコース5期生の同期会が開催された。北海道内から23人の仲間が集まり賑やかな集いとなった。しかし、いまだ新型コロナの影響が残っているのか、高齢化のせいか道外からの参加者がいないのがちょっと寂しい。
17時30分、代表幹事を務めた坂上一義氏のあいさつで開会。前回中富良野町の幹事安井士八氏の発声で乾杯が行われ宴がスタートした。

懐かしい顔ぶれに、次々と運ばれてくる料理もそっちのけで「久しぶり、何年ぶりかな。あの人は誰だっけ? ・・・君は認知症らしい、いや俺もだ。経営を息子に譲ったら小遣いが減った。まだ現役でトラクターに乗ってる。面倒なことは考えないようにして釣りに没頭している」などの近況報告や、「Ⅱコースは20期まで続いたが、短大も閉校した。短大同窓会ではⅡコース同窓生が頑張っている。地元でも同窓生が活躍しているよ!」など、実学教育を実践したⅡコース同窓生ならではの話題が多く結びつきの強さを感じさせた。
途中、今年春の叙勲で内田和幸氏が北光寮寮長を始めとして、JA長沼組合長、JA北海道中央会副会長、ホクレン会長として農業振興に功績があったとして「旭日双光章」を受章したことが報告され、内田氏から皇居での受章の模様と「皆さまのおかげ」とお礼が述べられた。

その後、次回開催時期と会場を検討した結果、「もう明日どうなるかもわからない身の上、あまり間を開けずにやろう」ということで、1年後の10月皆が集まりやすい札幌と決め再会を期した。
予定時間を延長しても話が尽きぬ中、道東の標茶町から参加した菊地誠道氏の締めで閉会となった。
幹事役を務められた坂上一義さん、内田和幸さん、北山浄子さん、古川豊記さんご苦労さまでした。(文・写真/炭谷輝男)