2025年度酪農学園同窓会札幌支部総会・ミニサロン開催報告

Date:2025.12.01


2025年度酪農学園同窓会札幌支部総会・ミニサロン「循環農法を理解し最先端技術を活用できる人材育成とは」開催報告
 2025年10月18日(土)13:30から、札幌市厚別区民センター区民ホールにおいて2025年度酪農学園同窓会札幌支部総会およびミニサロンが開催されました。
 総会は、出席者23名(役員9名、委任状9名、その他卒業生5名)および来賓として酪農学園常務理事征矢真一様、酪農学園大学学長岩野英知様、酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校校長石川和哉様、酪農学園同窓会事務局長浦川利幸様のご出席を賜り、開催されました。下田支部長挨拶、来賓挨拶に続き、第1号議案から第4号議案まで、報告、説明を行い、いずれも承認されました。
 総会に続き、ミニサロン「循環農法を理解し最先端技術を活用できる人材育成とは」を開催しました。酪農学園は2023年に創立90周年を迎えました。創立以来、一貫して資源を循環させて自然環境への負荷を考えた「循環農法」を教育の基本とし、北海道の酪農の発展に貢献してきました。近年の農業を取り巻く情勢は、高齢化や働き手の減少、農業の生産性向上、環境への配慮、農産物の高付加価値化など新たな課題への対応が求められています。そのため、酪農学園大学では、2026年4月に未来の地域と農業の創造に貢献できる人材の養成を目指す「農環境情報学類」を開設します。今回のミニサロンでは、岩野学長から農環境情報学類の教育概要をお話しいただき、今後の大学運営についてご説明いただきました。
 続いて、短大酪農科1967年卒の(株)フローリカルチャーリストタカハシ元代表髙橋磊三氏からは、これまで歩んでこられた様々な事業についてお話しいただきました。また、現在の花き栽培をご家族で経営されて、現在はともに循環農学類卒の享平夫妻を中心に事業を展開しているとご説明いただきました。
 酪農学園同窓会札幌支部では、今後も、様々なテーマのミニサロンを開催し、新たな同窓会活動を模索していきます。(文責 事務局長 中山)