酪農学園ホームカミングデー開催報告(午後の部)

Date:2024.07.09


 午後1時から黒澤記念講堂を会場に記念礼拝と記念講演会が行われた。記念礼拝は朴美愛学園宗教主事の司式により執り行われた。讃美歌(403番)に続き、永眠者追悼祈祷が行われ(今年度:同窓生26名、教職員9名)、全員のご芳名が高山事務局長から朗読された。奨励は「一つの希望に一致を」~「三愛主義」と「健土健民」~と題し、朴主事より普遍の理念である本学の建学の精神についてのお話をいただいた。頌栄、祈祷ののち酪農讃歌を全員で合唱して終了した。
 記念講演会までの準備中に寄付事業Tシャツや学内ツアーの紹介も行われた。
 記念講演会は2部構成で行われ、始めに高島理事長から開会のご挨拶が行われた。第1部は「アーバンベア~すみ分けによる共存を目指して~」と題して、本学環境共生学類 佐藤喜和教授からスライドにより最近話題の増えるヒグマ問題についての現状や問題点、農業被害、出没理由、共存問題、専門家の養成等がわかりやすく紹介された。第2部は「「ゾウが好き!」から始まった大学での学び」と題して環境共生学類3年長澤香凜さんからマレーシアでの訪問を主にしたアジアゾウやマレーシアの多様な文化の紹介等が行われた。
 次に学園運営の報告として「大学のリアルな経営状況と改革の方向性~酪農学園100周年以降の目指すべきものとは?~」、岩野英知学長より厳しい経営状況に置かれている学園の現状等の紹介が行われた。  
閉会の挨拶は酪農学園同窓会 野英二会長からホームカミングデー運営に係る学園関係者や来場者への謝辞が延べられた。終了後にスキルスラボと作物生産ステーションに分かれて学内見学ツアーバスが出発した。生憎雨のため、中央館屋上見学は中止となった。
 なお、次年度の予定は1月発行の「酪農学園同窓会だより」に掲載予定です。同窓生の皆様にはこの機に同期会や部活、ゼミの同窓会を兼ねて母校にお越し下さい。健土健民牛乳と酪農アイスを用意してお待ちしています。
追伸:例年と異なり学園教職員による実行委員会により企画立案から実施までチームワークが取れた運営で同窓生を歓迎いただき、心よりお礼を申し上げます。