酪農学園同窓会

　
　２月１日、札幌ガーデンパレスにて「丸山明教授退職を祝う会」が開催されました。コロナ禍の影響で実現が叶わなかったお祝いの会を開催するため、2000年度から21期にわたる数量経済学研究室の卒業生が、大勢の観光客で賑わう札幌に、全国各地から集まりました。
　先生や仲間との再会に対する懐かしさがあちらこちらで感じられ、穏やかに会は始まりました。途中、世代ごとに自己紹介を兼ねてスピーチを行い、先生や酪農学園への思いを語り合いました。厳しくも温かい先生の御指導が鮮明に蘇り、いかに幸せな学びを受けていたか、深い感謝を伝える場となりました。
　中には、酪農学園への進学者減少に寂しさを感じる者もおり、「感謝の気持ちがあるからこそ、我々はもっと酪農学園での実体験を色々な場面で話していかなければならない」と訴えるその実直な思いに共感しました。卒業生としてさらに各方面で邁進していくことを再確認し、大変内容の濃い会となりました。
　久しぶりに再会した仲間たちと懐かしい思い出や近況を語り合いながら、ゼミで培った絆の深さを再認識できました。本会を契機に、長らく連絡が途絶えていた仲間とも再び繋がることができたことも、大きな喜びの一つです。
　先生とのあたたかな時間はあっという間に過ぎ、大変名残惜しいものでしたが、今回出席できなかった仲間も含め、再びの再会を誓い、会は盛会のうちに幕を閉じました。（文責　北野裕介）