関東甲信越地区長野県支部総会・講演会報告
Date:2025.07.02
去る6月22日(日)に「ホテル信濃路(長野市)」において、コロナ禍以降5年ぶりに総会・講演会が開催されました。
午前の部では講演会が行われました。第一部では田中清司支部長が「サンディーゴの旅」と題し、聖ヤコブの墓があるコンポステーラへのサンティアゴ巡礼路について講演されました。巡礼というよりは山歩きが主目的だったとのことですが、日本とは大きく異なる自然、習慣、食べ物など、興味深いお話でした。第二部では岩野英知学長による「酪農学園の状況について」と題した講演がありました。少子化が大学経営に深刻な影響を与えている現状を伺い、大変な時代になったと改めて実感いたしました。母校がなくなってしまうことは非常に寂しいことです。そうならないよう尽力されている学校関係者の方々に感謝しつつ、できる限りの応援をしていきたいと存じます。
講演会に引き続き、総会が開催されました。矢島康宏事務局が進行を務め、森健副支部長の開会の辞、田中支部長の挨拶に続いて議事に入りました。令和6年度までの事業報告および収支決算報告、令和7年度事業計画および収支予算、令和7・8年度の役員体制、同窓会年会費の改定案が提案され、すべて承認されました。来賓挨拶として酪農学園同窓会の野英二会長よりお言葉を頂戴いたしました。
その後、新副支部長の佐藤一也氏の進行により懇親会が開催されました。来賓として関東甲信越地区の福山二仁会長よりご挨拶をいただき、岩野学長の乾杯で開宴いたしました。会の途中では参加者全員から近況報告をしていただき、それぞれの現状や意外な一面を知ることができ、親睦を深めることができました。中締めは東京都支部の福田豊事務局長が行いましたが、話し足りないと感じるほど盛況のうちに散会となりました。
5年ぶりの開催で、冬眠期間が長かったこともあり、来賓を含め参加者は16名と、期待していたよりも少なかったのは残念でした。しかし、初めて参加された方が3名いたこと、同窓の仲間がこうして再び集まれたことに感謝しております。今後は毎年開催できるよう取り組んでまいりますので、長野県にお住まいの同窓生の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。 (文責 小平 満)