酪農学園同窓会札幌支部・酪農学園大学附属図書館・石川ゼミ共催ミニサロンの開催報告

Date:2023.07.12

 2023年6月23日(金)16:30から、酪農学園大学附属図書館6階グループ学習室において同窓会札幌支部・酪農学園大学付属図書館・石川ゼミの共催によるミニサロンが開催されました。
 今回のミニサロンは、札幌支部の同窓会活動の幅を広げる試みとして、同窓会準会員である現役学生との交流を模索する中で実現しました。学生との窓口には、同窓会札幌支部次長で酪農学園大学准教授の石川志保さんにご協力いただきました。また、酪農学園大学附属図書館は地域に開かれた図書館を目指しており、図書課事務課長の川端幸枝さんにご協力いただき、ミニサロンの講師に前図書館長の遠藤大二教授(獣医学類放射線生物学ユニット)をお迎えしました。
 はじめに、図書館の川端課長からミニサロンの趣旨を説明していただき(写真1)、続けて講師の遠藤教授に「AIの進化と酪農」と題して話題提供いただきました(写真2)。話題提供後には、下田支部長の進行で意見交換を行いました(写真3)。初めての試みであったため、参加者は13名(学生4名、教職員5名、同窓生4名)と少人数でしたが、話しやすい雰囲気のミニサロンとなりました。
 テーマが「AI」と難しそうなタイトルでしたが、遠藤先生のわかりやすい解説で、身近な技術であることが理解できました。意見交換の場では、AIに対する若者(学生)と年配者(同窓生)との考え方の違いや、AI利用に対する抵抗感の違いが浮き彫りになりましたが、遠藤先生の解説を聞き、酪農に限らず様々な日常生活がAIによって便利になるような気がしました。そのためには、人間がAIを上手に利用する必要があり、積極的にAIに触れ、理解していくことが重要と感じました。
 酪農学園同窓会札幌支部では、今後も、時代の変化に対応した新たな同窓会活動を模索していきます。(文責 事務局長 中山)